教材・教材選びは?使い方にもコツがあります。

学習法

オール4では塾用の教材も用意していますが、それ以外にも市販されている問題集を活用したり学校で配布(購入)される教材を活用したりします。

今日も近くの本屋さんで、新しい教材が出ていないか確認に行きました。

最近は頻繁に新しい教材が出るので毎月チェックしています。

実は保護者や生徒からも教材選びに関する質問はよくあります。

選び方をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください

  1. 教材ごとの違い
  2. 小中学生が教材選びで気をつける事

1.教材ごとの違い

教材(参考書)を比べるときにどこを比べていますか?

細かく見比べてみるものの、自分に合うものが分からない方が多いのではないでしょうか?

実は掲載されている内容はほとんど変わりません。

なぜなら、学習内容はすべて学習指導要領と学校の教科書を元にしているからです。

高校受験だろうと大学受験だろうと、定期テスト対策だろうと基本は同じで、目的に合わせて応用問題や問題数などを変えています。

なので、どの教科のどの範囲か(数Ⅱとか物理とか古文とか)を間違えなければ大丈夫です。

とはいえ、例えば物理の参考書を買いに本屋さんに行ったとして、同じ物理でも参考書や問題集が様々な出版社から出ているの(同じ出版社でもレベルに合わせて数種類あることもあります)を見てどれを選んでいいかわからなくなるのではないでしょうか?

そこで見てほしいポイントは1つです。

解説が見やすいか?

まずは気になったのもをひとつ手に取ってみましょう。

そして、自分がすでに学習済の内容が載ったページを見て下さい。

解説を読んで、「要点が分かりやすく整理されている」と感じた参考書を選んでください。

選びづらいと感じた方は、より絵や図解が多いものを選びましょう。

問題の数は多い方がオススメです。

しかし、多すぎて十分に解ききれないと感じた場合は、ご自身に合ったものを選んでください。

一度問題を解いてある程度理解できる生徒には問題数が多く、分厚い教材を勧めます。

多様なパターンの問題に対応できるようにするためです。複数の問題集を使うと、類似問題に当たることが多くなるため、購入するのは1冊でかまいません。

勉強に苦手意識がある生徒には、図解が多くページ数が少ない、カラーのテキストをお勧めします。まずは継続的に学習することが、もっとも大事だと考えているためです。高難易度の問題に挑戦するよりも、基本的な問題を100パーセント解けるよう練習します。

2.小中学生が教材選びで気をつけること

高校生向けのテキストは、市販されているものでも十分質が高いです。

学習塾向けのものは基本的に授業ありきで設計されているため、個人学習には不向きです。市販のものから、自分に合ったものを選びましょう。

注意すべきは、小中学生の教材です。

市販品はレベルがかなり低く設定されていたり、学年ごとにしか内容がまとまっておらず体系的に学べなかったりするため、あまりお勧めできません。

個別指導塾オール4では全学年の教材から横断的に必要な部分を纏めて体系化しています。

更に、レベルに合わせて分けています。

AI教材やタブレット教材が自動で判断してくれる「アタマ+」や「スタサプ」などを活用しているのもそれが理由です。

最後に

参考書や問題集は、書籍としては高単価な方です。 しかし、「自分に合ったテキストをじっくりやる」という学習法は、コスト面や生徒さんそれぞれのペースを考えると、予備校のハードな夏期講習よりもお勧めできると考えております。

テキストが合っていないと感じる場合は、思い切って別のものに切り替えましょう。

個別指導塾オール4では塾での学習以外のテキストの選び方や生活習慣、学校での過ごし方など様々な悩みやご質問にも対応しています。

お気軽にご相談ください。