三者面談の時に「もう少し勉強時間を増やせばもっと成績が上がりますよ!」と言われた経験はありませんか?
確かに間違いではありません。
1時間より10時間勉強した方が成績は上がるでしょう。
しかし、毎週10時間勉強しているA君と毎週2時間しかしていないB君を比べてB君の方が成績がいいという事があるのも事実です。
なぜでしょう?
B君が頭がいいとは限りません
B君は陰で努力をしているのでしょうか?
それとも元々頭が良かったのか?
どちらでもありません。
多くの子どもたちを見ていて、確かに頭のいい子は時々います。
漢字や英単語を一発で覚えてしまう子や教科書を読んだだけで理解してしまう子です。
ですが、そんな子は10000人にひとりいるかどうかです。
そもそも、中学生くらいの勉強の成績で頭の良し悪しはわかりません。(天才なら他の分野で才能を発揮しています。)
スポーツの絵世界でも 才能✕努力✕環境 で能力が決まると言われています。
勉強もほとんど同じですが、才能の部分はあまり大きくなく 努力と環境です。
努力の意味を間違えています。
ここで皆さんが勘違いしていることがあります。
それは、努力=勉強時間だという事です。
同じ努力の方法なら時間の多い方が努力していると言えるでしょうが、努力には実る努力と実らない努力があります。
一生懸命単語を覚えるために夜更かしして、次の日テスト中に寝てしまっては意味がありません。
苦手分野を一生懸命勉強しても、そこの配点が低ければ、全体の成績は下がってしまうでしょう。
努力が実るには努力の中身が重要です。
また、B君で結果が出た努力とA君か結果を出せる努力は違うかもしれません。
多くの個別指導では、同じ教材を使って勉強しています。
それは、個別に同じ内容を教えているで、集団授業を個別の進度に合わせて進めているにすぎません。
個別指導でも個人の性格や特性に合わせた個別指導はなかなかないでしょう。
その個性に合わせてステップを積み重ねていくから着実に成長につながる勉強法を指導しています。
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