高校受験を始める時期はいつから始めるのが正解なのでしょうか?
はっきり言って人それぞれですが、目指す高校と入試方法によって違います。
①公立高校が第一希望 一般入試で頑張る
多くの生徒さんがこの方法だと思います。
この場合、大事になってくるのは「内申点」です。
入試の合否の半分は「内申点」で決まります。内申点は3年生の成績できまりますが、3年生になってから頑張ったのでは遅いです。
やはり、2年生の間にしっかりと基礎学力をつけて3年生の4月からスタートダッシュを決められるように準備が必要です。
成績は急には伸びません。
②学力推薦をもらって進学
学力推薦は①より更に「内申点」が重要になってきます。
そもそも、志望校の学力に届いてないからと諦めている親御さんは多いのですが、推薦するかどうかは中学校が決めるので諦める前に学校に相談してください。
推薦に落ちたからと言って一般入試で不利になることはありません。
チャンスが1回増えたと思ってチャレンジしてみましょう。
多くの方が、真面目な優等生しか推薦してもらえないと思い込んでいる事が多いようですが、しっかりと準備しておくことで対策は可能です。
推薦入試を受ける場合も①と同じ様に2年生から対策が必要です。
しかも、一般入試とは対策のしかたも少し違うので、2年生から志望校を決めておくことが大事になります。
③私立が第一希望
私立が第一希望の場合、学科が専門性の高い学科を目指している生徒さんが多いので、その専門性に合った教科を学習していくことが大切になります。
それは、その高校の合格することよりも高校に合格した後に勉強で困らないためでもあります。
受験対策は3年生からでも間に合います。
私立高校を目指す場合は内申点よりも入試のテストが重要になってきます。
また、テスト問題も各高校の特色が出るので高校に合わせた対策をしていきます。
④部活推薦!!
部活で推薦をもらう場合、学校の成績はも大事ですが、スポーツの成績も大事です。
勉強すためのスケジュール管理がとても重要になるので、勉強というよりは生活リズムを整えることが大事になってきます。
とは言え、最近の高校は部活動推薦でもある程度の学力が無いと合格させてもらえません。
推薦してもらう高校がどのレベルの学力を求めているのかを監督やコーチから教えてもらい、そのレベルまで上げられるよう定期テスト対策をしていきます。
受験対策とは言っても、部活との両立でなかなか勉強の時間が取りにくいので、1年生のうちから少しずつ対策していくのをお勧めします。
まとめ
今回書いた準備期間はあくまでも一般的な目安です。
もし、勉強についていけていない、つまずいている場合は今からでも塾に通うべきです。
困っている状態を放置すると、勉強はできないものと思い込んでしまい、その苦手意識を取り除くだけで1年かかることもあります。
最近勉強を取り巻く環境は毎年のように変化が起きています。
学校の先生だけでは対応できない状況です。
その時に塾の役割は勉強だけではなく、お子さんの悩み相談の場であったり、友達との交流の場になります。
ぜひ、塾を検討するときはそのあたりも注意して比べてください。