学力別塾・予備校の選び方~高校生編~

先日SNSの動画でT塾のH社長が「東大に行くような子は初めから行けるだけの頭があるから学費が無料で入塾できて、お金を取られるってことは頭が悪いんだなて思った」と発言していました。

実はこれって本当の事です。

特に大手の進学塾や東筑〇名!九大〇名!とうたっている所はほとんどそういう仕組みです。

トップ校に合格してくれれば塾の宣伝になるし、何より元々成績のいい子は手がかからず、ほとんど自分で完結してしまうので指導の必要がありません。

とは言っても、私はどの位置にいるのかわからない。という方に向けて今回は学力別の塾の選び方について解説します。

学校の授業で理解できてる。成績は上位10%以内の生徒

このラインにいるのが、先ほどの無料になる生徒です。

学力や理解力は申し分ありません。適した参考書を持っていれば勉強に困ることはないでしょう。(T塾のターゲットです。)

本当は塾は必要ないのかもしれません。

あえて言うと、大手の進学塾、特に集団塾であれば優遇されるのでそちらに行くことをお勧めします。

受験の雰囲気に身を置くことで気を引き締めたり、入試の情報収集のためだったりが行く理由だと思います。

真面目で学校の成績はよいが、実力テストや模試では成績が悪い生徒

「真面目で決められた通りのことはできるけど、なかなか合格判定出ないよ。。。」

「とにかく暗記しています。」「自分は文系だと思います。」

という生徒は、学校の授業を理解していない可能性があります。

このような生徒は、集団塾では埋もれてしまうので個別指導塾がいいと思います。

模試での結果が悪いのは、模試の解き方を知らいないのか?未知の問題に出会って諦めているのか?はわからないですが、実力を出し切っていない生徒が多いです。

まずは正しい自己分析と基礎の積み上げが必要です。

テンプレートの自己分析ではなく、個別の学力や特性を判断できる先生がいる塾を選ぶようにしてください。(どこの塾がいいとかはありません。そのような能力を持った先生と出会えるかどうかです。)

大手にいい先生がいるとは限りません。大学生が教えていて毎回違う先生という場合もありますし、社会人の先生でもそのような技術や能力を持っている先生は稀です。

学校の授業にはなんとかついていけてます。平均点前後の生徒

平均点ぐらいです。定期テストの順位はまんなかくらいです。

このような生徒は学校のレベルやその生徒のやる気などもあるので、成績が上がるかどうかはやってみないとわからない。ので手探りでいろいろとやってみてと言った感じになると思います。

このレベルの生徒は大きく2つのタイプに分けます。

①基本ができていなく、授業を理解できていないタイプ
②やる気がなく、暗記が出来ない

①やる気が歩けど伸びないというのは前段の生徒とも似ていますが、定期テストを乗り越えるだけの基礎ができていない事が大きいな差です。
時には小学生の単元からできてない事を復習しながら学習できる塾がいいです。

②能力があるのに暗記が出来ない努力ができないタイプはやる気が出れば伸びるのですが、いつスイッチが入るのか?正直誰にも分りません。。。
このようなタイプは、とにかく相性の良い先生と勉強を続けてスイッチが入るのを待つしかありません。

大手の塾などでは、ある程度学力によってクラス分けがされているので、そのクラスの学習のやり方と合えば成績を伸ばすこともありますが、合うかどうかやってみないとわかりません。

なので、クラスを変えられる。塾を変えられる。(退塾しやすい)といった所が塾を選ぶポイントになると思います。

どうしても初めに年会費やテキスト代がかかるため「あんなに払ったのに」と辞めにくい状況もありますが、残って時間を浪費するくらいだったらきっぱり辞めてしまいましょう。

本当は生徒の特性を見ながら、様々な勉強法を試しながら学年関係なく学べる塾が良いのですが、成績が上がるまで時間がかかる指導法はなかなかできないという塾側の理由もあってやっている塾も少ないと思います。

とにかくやる気がなくて心配になってしまう生徒。

やる気もない成績も振るわない。。。将来大丈夫だろうか?

お子さんがそんな状況であれば、どこの塾に行っても変わりません。

親が「勉強しなさい」と言っても余計にやらなくなるだけです。

塾に無理やり連れて行っても難しいかもしれません。

このようなタイプは周りの友達が塾に行きだしたり、進路説明会などで自分の将来について考えるようになったりすると急に焦りだします。

親御さんとしてはやきもきするとは思いますが、変化の兆しが見えるまでそっとしておいてあげるのが良いと思います。

ちなみに、個別指導塾オール4にもそのような生徒は来ますが、途中で退塾する場合が多いです。

個人的には、お金がもったいないので本人がやる気を出すまで貯めておくのが良いと思っています。

やる気を出させる方法として最も有効なのは、将来を考えるきっかけになる本や情報(オープンキャンパスなど)をリビングの目につくところに置いておく方法です。

直接的に勧めてしまうと、強制されているようにとられるのであくまでもさりげなく目に入るところに散らかしておく感じがいいです。

大学選びを失敗しないために

東大や九大を目指すのであれば高校1年から準備が必要です。

ですが、そうでなければ2年生の間に準備ができれば3年生は淡々と進めていくだけになります。

将来なりたいものが決まっていなくて3年生になってしまっても焦ってはいけません。

大学に入って何を専攻しようか迷っている生徒もたくさんサポートしてきましたし、大学休学してその後やりたいことを見つけて起業した子もいます。

1番よくないのは焦って追い込んでしまう事です。

勉強は直前に詰め込むことができますが、直前に焦って志望大学が変わったり不安で入試本番で力を発揮できない生徒は入試も失敗してしまいます。

何をするにしてもまずはお子さんの現状分析をしっかりして、進路も塾も選んだ方がいいと思います。

個別指導塾オール4では、無料体験後に個性や特性を分析した結果をお伝えしています。

個性分析をご希望の場合は初回面談の時にその希望を伝えてください。

しっかり見させてもらいます!