成績のいい生徒ほど定期テスト対策をしていません!

中学生

今年から、北九州市内のほぼ全ての中学校で前後期制に変わりました。

それに合わせて、定期テストの回数や成績(内申点)の評価方法が変わっています。

ただ、テストや成績の評価方法の変わり方が学校によって差があり、今年の受験生にとっては通っている中学校によって有利不利が出てきてしまうのではないかと心配しています。

もう前期の成績がある程度決まっている学校もあれば夏休み明けのテストによって変わる学校もあるのでお子さんの通っている学校がどのようになっているか?はよく調べておいてください。

3年前の学習指導要領(教科書)の改訂から始まり、入試制度の変更(特色化推薦の変更)、中学校の前期・後期制による評価方法の変更と毎年変わる受験環境の変化で、対応に苦心している塾も多いようです。

目まぐるしく状況が変わる今だからこそ、迷わないようにしっかりとしたテスト対策の基本を知っておいて欲しいのです。

今回は学力別(目標)に3つに分けてご紹介します。

1.成績上位層 (偏差60以上を目指す君へ)

成績上位で東筑高校や八幡高校を目標としているあなた。

そんなあなたは、定期テスト対策なんてしていないでしょう。宿題に追われることもないでしょう。

このようなお子さんは日ごろから学校の授業の後に復習したり、ワークや問題集を自主的に進めているため、試験前に慌てることはありません。

個別指導塾オール4でも、このような生徒に対してのテスト対策は、問題の中身ではなくテストの解き方や時間配分などを指導します。

2.平均的な層(平均点くらい~)

得意・不得意があって教科によって教科によって点数にばらつきがあるお子さんは苦手教科を対策します。

つまづいている所をひとつづつ覚えていくことから始めましょう。

全体的に平均点を取っているお子さんは注意が必要です。

定期テストの問題が簡単だからかろうじて点数を取れている場合は、勉強ができていないのに点数だけ平均点なのかもしれません。

その場合は、まず得意教科を作ります。

その得意教科で80点くらい取れるようになってから他の教科を伸ばしていきます。

この層のにいるお子さんはやる気次第で急激な成長を見せる生徒もいますので、まずはやりたいようにやらせてみて下さい。

3.勉強苦手な層

全く勉強してこなくて勉強ができないタイプのお子さんはとても素直です。

教えたことをそのまま覚えてくれるので、やる気があればゆっくりですが、伸びていきます。

塾で対応に困るのが、一生懸命に勉強しているのに伸びない生徒や、勉強を諦めているタイプの生徒です。

一生懸命に勉強していいるのに伸びないのは、やり方が悪いからです。

親や学校、塾や習い事などどこかで習った「悪い勉強法」を信じて続けていると、頑張っているのに分からなくなって自己嫌悪に陥るパターンの生徒がいます。

基本的に悪い勉強法はないのですが、勉強法は成長段階や学力・性格に合わせて使い分ける必要があります。

また、定期テスト対策と受験対策が違いように目的に合わせても使い分ける必要があります。

小学生に運動会で走る走り方を教えるのに、オリンピックのマラソンの走り方を教えないですよね?

それと同じなのですが、勉強ではそれをしてしまいがちです。

合わないと思ったらすぐ変えましょう。

まとめ

お子さんの成績を伸ばしたいのであれば、

まず、今の学力と目標を確認しましょう。

そのうえで、お子さんに合った勉強法を見つけるためにいくつかの勉強法を試してみて、目的に合わせて使い分けましょう。

いま、ある程度勉強ができているならテストの受け方を見直すだけでも成績を伸ばすことができます。

目的に合わせて塾も使い分ける必要があると思います。

誰かに相談したくなったら、いつでも個別指導塾オール4の面談にお越しください。

お子様の個性を分析します。